投資には様々な種類があります。 投資の代表格のひとつは、株式投資です。 株式投資では、「キャピタルゲイン」と「インカムゲイン」のふたつの利益があります。 買値を上回って売却できた場合の利益がキャピタルゲインであり、株式を保有することで得られる配当金がインカムゲインです。 ただし、株式投資には株価の値下がりや配当金の減配といったリスクがあり、いつも期待する利益が得られるわけではありません。

一方で、もうひとつの投資の代表格が、債券投資です。 債券としては、日本国債やアメリカ国債、会社の社債などがあります。 債券は発行に際して、あらかじめ利率を決定します。 そして返済期限を定めて、購入者に債券の額面分のお金を返済します。 つまり、債券の購入者にとっては、満期まで保有していれば、債券の額面分のお金に加えて、満期までの年利率の利息がもらえるのです。

ただし、満期までの途中期間で売却してしまったり、外国債券のために為替による債券価格の変動がある場合は、受け取れる金額が額面通りのお金になるとは限りません。 もし額面よりも高く売却できれば、当初の利率よりも効率よく儲けられたことになります。 このように、換金したときの時期によって儲けの度合いを計算する方法を「利回り」と言います。

現在の日本国債の利回りは、満期までの期間が1年のものでは0.04%です。 これは、定期預金の利率とほぼ変わらず、利率と利回りは同じといえます。 一方で、満期までの期間が30年のものでは、利回りは1.66%です。 30年保有すれば、現在の定期預金の利率よりもかなり上回ることが分かります。 このように、債券では利率と利回りを比較することが重要です。